[メイン2] パワー : 「ハァハァ……逃げ切った筈じゃ……!!」
[メイン2] 子供 : 「...!?」
[メイン2] パワー : 「……なんじゃ、子供か」
[メイン2]
子供 :
「こっちに食料とかは...無いよ!」
勇が足が震えている
[メイン2] パワー : 「んなもんいらん。お前の血を吸えば食料になるしのぉ」
[メイン2] 子供 : 「…っ!?」
[メイン2] パワー : 「……それよりも闇の悪魔じゃ!!」
[メイン2] 子供 : 「…え?」
[メイン2] 子供 : 「やみのあくま…?」
[メイン2] パワー : 「見えんかったのか!?闇の悪魔があの部屋にはいたのじゃ!!逃げんかった奴らは多分殺されたぞ!」
[メイン2] 子供 : 「そ、え…!?そんな化け物が…?」
[メイン2] パワー : 「……お前が見つけてパニックになっても面倒じゃのぉ。一緒に来るのじゃ!闇の悪魔から逃げるぞ!」
[メイン2] 子供 : 「…あ、ぇ、わ わかりました」
[メイン2] 子供 : そういってパワーの方に近寄る
[メイン2] パワー : 「よし……!早速脱出を……そういえば、飯を探しに来たんじゃったか」
[メイン2] 子供 : 「ご、ご飯…ですか」
[メイン2] パワー : 「うむ!……あの連中の死骸が有れば、そこそこ持つか。闇の悪魔に注意して探しに行くかのぉ」
[メイン2] 子供 : 「.....わかりました」
[メイン2] パワー : というわけでフードコートに戻るのじゃ
[メイン2] パワー : 「……!?死体がない!!」
[メイン2] 子供 : 「そうですね…さっきの三人も悪魔も居ないようですが…」
[メイン2] パワー : 「……全部消されてしまったか。仕方ない!ここで飯を探すのじゃ!」
[メイン2]
子供 :
「わかりました」
ごそごそと鞄から袋を取り出す
[メイン2] パワー : 「ん?持っておったのか」
[メイン2] 子供 : 「いっぱい集めないと次のサービスエリアまで遠いですから…」
[メイン2] パワー : 「……歩いておるのか?」
[メイン2] 子供 : 「車は運転できないんで…はい」
[メイン2] パワー : 「無駄な苦労じゃのぉ!」
[メイン2] 子供 : 「……でも、遠くまで逃げないと」
[メイン2] パワー : 「逃げる……?お前も闇の悪魔から逃げておるのか?」
[メイン2] 子供 : 「爆発でお母さんとお父さんが死んで…逃げてって言ったんです」
[メイン2] 子供 : 「こっちに逃げたら田舎のおじいちゃん家がある筈だから…」
[メイン2] パワー : 「ふーん……地図はあるのか?そもそも田舎の爺い共が生きている保証は?」
[メイン2] 子供 : 「……地図はあるけど、そっちは……」
[メイン2] 子供 : 「携帯もなにも使えなくなってるんで…」
[メイン2] GM : メイン1に合流してください
[メイン2] パワー : 「誰か来たぞ!!」
[メイン2] 子供 : 「…あれ?」
[メイン2] GM :
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「といっても運転しやすいか確かめるぐらいしかやることがないな」
[メイン2] パワー : 無言でバラした死体をトランクに詰め込んでいる
[メイン2] エム : 「あ、えっと…手伝いましょうか?」
[メイン2]
パワー :
「ん?いや、もう終わった!!」
トランクを勢いよく閉めて……少しの異音がした
[メイン2] エム : 「そ、そうですか」
[メイン2] パワー : 「おいチビ。血なら別にしてあるから飲みたくなったら言うのじゃ」
[メイン2] エム : 「えっ!?あ…ありがとうございます」
[メイン2] パワー : 「お前ではない、人間が血なんて飲むわけないじゃろう」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「…私も人間なんだけど」
[メイン2]
エム :
「ああ…よかった」
小声で呟いた
[メイン2] パワー : 「人間でもない癖に嘘を吐くな。血を操る人間がいるわけがないじゃろう」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「そういう風に改造されただけ、元は使えなかった」
[メイン2] パワー : 「へぇ!人間共は面白い改造をするのぉ!人間を悪魔にしとるのか!」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「悪魔ね…こんな体にしてくれたやつらの方が悪魔だと思うけど」
[メイン2] パワー : 「?悪魔なら人間より悪いことができるのか」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「本物の悪魔のほうがまだ人間らしいかもね」
[メイン2] パワー : 「悪魔は悪魔らしいだけじゃろ?人間が人間らしく邪悪なだけじゃ!」
[メイン2]
安藤鶴沙 :
「人間が人間らしく邪悪…その発想はなかった
なら滅びたほうがよかったのかも」
[メイン2] パワー : 「そうかもな!しかし、人間は変じゃのぉ!邪悪だから滅んでもいいというのは爆笑じゃ!」
[メイン2]
エム :
「……」
少し険しい顔で見ている
[メイン2]
安藤鶴沙 :
「私が変わり者なだけ。あいつらも私もこの子たちも、全部嫌いだった
いつ死んでもいいと思ってた」
自分の右腕を見つめる
[メイン2] パワー : 「今はどうなんじゃ?」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「わからない、急に自由になったから…ただ目的と手段があるから進んでるだけ」
[メイン2] パワー : 「お前も案外適当じゃのぉ。」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「まあそのうちに考える、その前に死ぬかもしれないけど」
[メイン2] パワー : 「考えついたら教えとくれ」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「うん。そういえば運転は本当にできるの」
[メイン2] パワー : 「あ?できるに決まっておろうが。一人殺したことがあるぞ」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「殺し…任せようと思ったけどやっぱりやめとく」
[メイン2] パワー : 「轢き殺す相手もいそうにないしのぉ」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「落ちたりぶつかったりが怖い…」
[メイン2] パワー : 「自分で運転してる間も怖がってるし、怖がりじゃのぉ」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「私だけならいいけど…他の命を預かってるから。こんなこと今までになかった」
[メイン2] パワー : 「ふーん。他の連中も預ける程雑魚じゃないと思うがのぉ」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「…ラストリゾートは案外打たれ弱そう」
[メイン2] パワー : 「あの機械が助けるじゃろ」
[メイン2]
安藤鶴沙 :
「…あと本当に運転初めてだったから」
アクセル・ブレーキの位置の確認に余念がない
[メイン2] パワー : 「しかし、あの泥棒。なんで子供を盗んだんじゃろうなぁ?」
[メイン2] エム : 「前もありました、多分ご飯とか奪うのが楽だからだと……思います」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「それだけならまだいいけど…いや、なんでもない」
[メイン2] パワー : 「ああ、錯乱した生存者の線もあったか」
[メイン2]
エム :
「……その人は殺しました」
目を背けて、そう呟く
[メイン2]
パワー :
「ワシも殺したな!」
自慢げに言う
[メイン2]
安藤鶴沙 :
「私は…」
言葉に詰まる
[メイン2]
エム :
「……」
ギュッと自身の手を握る
[メイン2] パワー : 「なんじゃ?殺したのが気がかりなのか?」
[メイン2] エム : 「……殺さないと殺されてたのは、わかってますが…でも」
[メイン2] エム : 「どうしても、思い出しちゃうんです」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「この状況が長く続くようなら…時期になれる…」
[メイン2] エム : 「……」
[メイン2] エム : 「です、かね」
[メイン2] パワー : 「ワシは気にしたことなんぞ一度もないのぉ!!所詮人間じゃ!!」
[メイン2] エム : 「あはは…パワーさんは強いですね」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「楽天家は得だな」
[メイン2] パワー : 「そう!ワシは強い!!……ん?人間風情殺すのに、強さがいるのか?」
[メイン2] エム : 「……どうなんでしょうね」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「まあ私みたいな強化人間もいるし…」
[メイン2] パワー : 「なるほど!お前を殺すのは面倒じゃのぉ」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「致命的に相性が悪いからな」
[メイン2] パワー : 「んで、この車じゃが。どんな様子じゃ?」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「誰かさんが騒いで集中力を乱さなきゃ問題ないはず」
[メイン2] パワー : 「闇の悪魔は本当にいるんじゃぞ?」
[メイン2] エム : 「ここまで追っては来ないんじゃないですか?」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「いやいるだろうけどあそこにはいなかったろ…」
[メイン2] パワー : 「いたのじゃ!ワシには見えたのじゃ!!」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「とにかく見つけたら私たちも協力して何とかするから騒いだりするな」
[メイン2] パワー : 「………わかった、その時は頼むぞ?」
[メイン2] エム : 「ええ、一緒に」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「案外その悪魔も核攻撃で死んでるかもしれないがな」
[メイン2] パワー : 「……悪魔は、死んでも別の誰かになってすぐに蘇る、あの闇の悪魔が死んでも。次の悪魔が追いかけてくるのじゃ」
[メイン2] エム : 「…でも、ここには居ないなら大丈夫ですよ」
[メイン2] エム : 「パワーさんを追っかけてるなら、今着てもおかしくないですしね」
[メイン2] パワー : 「ヒィィィィィィィ!!!!」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「後が面倒だからあまり脅かすな」
[メイン2] エム : 「あわわ…ここまで」
[メイン2] パワー : 「うぅ……お前らは見たことがないから平気な顔ができるのじゃ……一度でも会えば、一度でも見れば、ワシの気持ちがわかるはずじゃ」
[メイン2] 安藤鶴沙 : 「それはまた…この状況ならできれば会いたくない相手だな」
[メイン2] エム : 「.....ですね」
[メイン2] パワー : CCB<=80 血を操って闇の悪魔の似顔絵を写す (1D100<=80) > 20 > 成功
[メイン2] エム : 「.....こんな、化物が?」
[メイン2] パワーの似顔絵 :
[メイン2] GM : メイン1に合流してください